林住期

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これはほんの一週間ほど前の桜です。

今はもう葉桜です。

パッと咲いて、さっさと散る。

う~ん、これが我ら日本人の美意識にぴったりとに合うんですよね。

見事なまでの潔さ。

桜並木の下では花見の宴。

眺めているだけでこちらも心が浮かれてきます。

この時期になるといつも日本人に生まれてよかったなぁ、とひとりつぶやく私なのでした。

 

久方ぶりのブログ更新です。

 

ゴタゴタしていました。

3月下旬に異動の内命、4月1日の転勤。

9回目の転勤、10箇所目の勤務地となりました。

新しい任地でようやく最初の1週間が終わり、ほっと一息ついたところです。

いつのまにか、50代も中盤。

あと何回転勤するんだろう、ふとそんなことを考えていたら「林住期」という言葉を思い出しました。

「林住期」とは、古代インドのことばで社会的責任をある程度果たした50歳以降の人生の区間のことだそうです。
社会や家族への貢献が終り、いよいよ自分の好きな事をする時期なんだと。

自分が本来やりたかったことが出来る期間でもあると。

年令的には50歳からの25年間位を指すんだそうです。

 

そうか・・・。

私も50歳代だから、期間的にはしっかりあてはまる。

でも、社会への貢献はこれっぽちも果たしちゃいないし、大学生の息子への仕送りが続く現状では家族への貢献も終わってはいないようです。

やりたいことだけはしっかりあるんだけど、「林住期」を迎えるにはまだまだ修行が必要のようです。